syaga100の日記?

思い付いた事を書いていく雑記でございます。Youtubeやパソコン関係、他にも思い立って書くかも知れません。 

コサックダンスから始まった音楽の話

 

 Youtubeのオススメって一体どういう基準で選ばれてるんでしょうね。まぁ普段よく見てる動画と似た物が選ばれるのは分かるんですが、その日オススメされたのはロシアのコサックダンス…。一体何と関連付けられたんでしょう。フォートナイト?

 

 で、コサックダンス見ましたよ。凄いですね。人間技とは思えませんね。とにかく激しい。あんな真似したらまともに出来ない上に一週間ぐらい筋肉痛で動けなくなりそうです。

 

 さて、コサックダンスのバックで流れるロシアの音楽、聞いて思い出すのはもちろん「テトリス」ですよね。ゲームボーイ初期型世代としては条件反射みたいなもんです。

 ちなみにテトリスソ連の技術者がコンピューター学習ソフトとして開発したそうで開発した人もよもやゲームとして今なお遊ばれているとは思いもしなかったでしょう。任天堂が出したテトリスロシア民謡が使われたのもそういう由来だからでしょうね。

 

 ちなみにゲームボーイ版とファミコン、パソコン版とは音楽が違いまして、みなさんお馴染みのゲームボーイ版のtype Aは「コロブチカ」という曲であります。これぞテトリス、これぞロシア民謡、みたいな曲ですよね。

 ちなみに私はファミコン・パソコン版の「テクノトリス」が一番好きでしてYMOチックな電子音の中に郷愁感すら覚えてしまうほどです。これを昔のフロッピーで動くようなパソコンでやって聞いたわけです。懐かしいですねぇ。

 

 

 そろそろ本題に入ります。ロシア民謡という事で思い出したのが「カチューシャ」です。テトリスでも使われてますし聞いた事がある人も多いと思います。もっとも、最近ではアニメ「ガールズ&パンツァー」の挿入歌として使われて知った人の方が多そうですね。そうそう、「ガールズ&パンツァー」ではこの曲を声優さんが歌ってたんですがこれが海外で大変評判が良かったそうで、確かに本場の「カチューシャ」と聴き比べても遜色ないよな、なんて思います。

 さてさて、この「カチューシャ」ですが1941年に大ヒットしたそうです。戦時流行歌として。1941年はドイツとソ連が開戦した年です。戦場に行く兵士達にこの曲がヒットしたわけです。

 「カチューシャ」に限らずロシア民謡はどこか勇ましく聞こえます。これは寒い国だからでしょうか。悲しげな曲よりも心を熱くさせてくれるような曲が好まれたのではないかと思うわけです。

 まして「カチューシャ」は出征した青年に対する少女の想いが歌われています。死ぬかも知れない戦場に向かう青年達にとってこの曲が心に響かないはずがありません。

 

 そこで私は日本の軍歌を思い出したわけです。

 軍歌と聞いて皆さんどう思うでしょうか。おそらくネガティブなイメージを持っている方が大半だと思います。

「お国のために死んでこい」

 そう言われて出征した方々を思えば当然ですよね。そしてその象徴たる軍歌。いいイメージは持てません。

 「同期の桜」の歌詞なんて正しくそれを表しています。曲調も哀愁と切なさが漂います。逆に出征した方々の思いを知ることの出来る曲ではありますが。

 ところが、です。他の軍歌を聞いてみて意外な感想を持ちました。

 なんか明るいな、と。

 

 少しその例を挙げてみます

・「雪の進軍」:歌詞には悲惨な状況が並ぶ。曲調は軽妙。「ガールズ&パンツァー」で使われたがラストの歌詞のみ改変された模様。

・「月月火水木金金」:休みなく働けというブラック企業も真っ青になる歌詞。曲調はやたらと明るい。「きんきーん♪」じゃねえよ!

・「ラバウル小唄」:明るい。「男はつらいよ」で流れてても不思議じゃないような曲。水木しげるの自伝漫画を読んでいたらラバウルなんて地獄じゃないかとしか思えない分激しいギャップを感じる。

・「歩兵の本領」:これぞ行進曲、といった曲調。明るい。

 

 この他にも軍歌はありますし暗い曲もございます。ただ聞いてみて意外だったのはこんなあっけらかんとした曲調の軍歌があったのかという事です。

 

 それで考えてみたんですが、これは実に当然の事なんじゃないかと思いました。

 死ぬかも知れない戦場に行くんです。どうせ死ぬからと思うよりも生き残ってやるぞ!と奮起した方がいいですもんね。そんな時に聞きたい曲はやはり明るく勇ましい曲です。

 軍歌を作る方としてもやはり兵士には頑張ってもらいたいという思いで作ったのではないでしょうか。

 さて、上記の軍歌のうち「月月火水木金金」と「ラバウル小唄」は「カチューシャ」と近い時期の歌です(「ラバウル小唄」についてはその元となった曲が1940年に出ています)。

 

 結局のところ何が言いたいのかというと、別に軍歌の素晴らしさを伝えたいとかではありませんで、要するに歌は時代と世相を反映するという事なんです。

 

 1940年代はご存知の通り第二次世界大戦、太平洋戦争と動乱の時代でした。そんな中で人々の心に響く曲は切ない心情を歌い上げる曲はもちろん気持ちを奮い立たせる曲であったわけです。それが「カチューシャ」であり軍歌でした。

 

 それ以降、歌謡曲、ジャズ、ロック、ポップス、ヒップホップと様々な曲が世に出ます。どの時代、どのジャンルの曲も背景には時代と人と人の求める物があります。

 ここで少しゲームボーイの話を。ゲームボーイにはハードウェア上の制約があり音源とゲームソフトに収録できるデータ量に限りがありました。その限られた中で表現されたのがテトリスのtype Aでした。他のゲームボーイのソフトも同じです。音源を考えればチープな電子音でしかありませんがその曲が脳裏に焼き付いている人も多いと思います。私の場合は「サガ」シリーズの曲なんですが、それが「ポケモン」の人も「スーパーマリオ」な人も「ネメシス」な人もいると思います。これはゲームボーイがある時代、ゲームという物が発展期にあったという時代背景があってこその事です。

 

 

 さて、それでは「今」を見てみましょう。

 …と言いましても私最近の曲全然知らないんですよね。

 技術的な制約などない環境、何となく先行き不安を感じる日本、世界的には災害が多発し日本とは比べ物にならないくらい苦境だってそこら中にある時代。

 そんな時代背景を持つ今の人間がどんな曲を生み出すのか。曲だけではありません。全ての創作物に同じ事が言えます。

 

 さて、ここで一つ動画を紹介させて下さい。

youtu.be

 大好きな曲なんです。この機械自体すごいのですがそれ以上に曲そのものがすごい好きです。ちなみにあと少しで一億再生です。とんでもない再生数ですよね。この曲はまさに今の環境があればこそ耳にすることが出来た曲です。Youtubeという発表の場、この機械を作るための環境、そしてこの方の音楽センス。全てがあったからこそ世に出たのです。

 

 省みて、今の時代で我々が何をするのか、何が出来るのか、と考えてみたりみなかったりする今日このごろです。

 

 

 最後に、やはりテクノトリスは名曲です。